引退犬ランディーの日記

9歳で盲導犬を引退して6年半。2016年11月6日に15歳7ヶ月で、虹の橋を渡りました

2017年09月

ランディーが旅立ってから10カ月過ぎて少しずついつもの日常生活に戻りつつあるものの、重い腰があがらず庭の手入れや家の大掃除は、サボりがちの生活でした。

家の10年点検というのもあって、大掃除を決行しました。
なかなか捨てられない私ですが今回は、絶対使わないものは断捨離ました。

お布団の整理をしているとランちゃんとリビングで一緒に寝てたころのお布団にはランちゃんの匂いがしっかり残ってました。
嗅いだ瞬間彼の匂いや介護してた頃を思い出して恋しくて涙が溢れだした。

10ヶ月経つとランちゃんの匂いがほとんど家の中からなくなる。
当たり前のことなのだけど、悲しい現実でもありますね。


大掃除した際にランちゃんルームも少しずつ秋バージョンに変更してみました

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本日、盲導犬協会の慰霊式にNEWランディー号で出席してきました。

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祭壇に飾られてる、どのお写真も盲導犬としての誇りに満ちたキリっとした表情の子もシニアの可愛さたっぷりの表情の子たちもいて、みんな愛されて旅立ったのだなと強く感じました。

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スクリーンでこの一年で亡くなった子たちの思い出の写真も流してくれてました。
我が家は、この2枚の写真を選び提出しました。

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慰霊式に出席されてたユーザーさんが大勢いらっしゃいました。ご自身のパートナー以外の盲導犬引退犬たちにも感謝してくださってることを直接知れる機会は、引退犬ボランティアをしてる私としては大変嬉しかったです。

そして、ユーザーさんたちと一緒に出席してた盲導犬たちは、どの子も可愛く盲導犬としての仕事をしてる姿は誇らしく見えました。

慰霊式に出席する前日まで、気が重くて憂鬱でしたが、心のケジメとして出席して良かったと思います。

もう10ヶ月なのか?まだ10ヶ月なのか?
彼がいないのに時は流れていていますね。。

夏は、ランちゃんルームのお花の日持ちがしないのでお花選びは、凄~く悩みます。先日お花屋さんに寄った時に白い薔薇が目に留まりランちゃんルーム用に選びました。

白い薔薇の花言葉には、深い尊敬という意味があるそうです。
ランディーに捧げる花にはぴったりかな

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この10ヶ月、悲しみが癒える時間にはまだまだ足りないだけど、それでも彼を愛おしく思いながら生きていくしかないのよね。。。

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